在庫管理・倉庫管理(WMS)のお役立ちノウハウまとめ
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在庫管理ノウハウ集

実地棚卸と棚卸資産の違いとは?

在庫管理の基礎知識

我々が提供する「在庫スイートクラウド」は実在庫管理システムや倉庫管理システムです。
入出荷や在庫参照、実地棚卸といった機能を提供しています。
そんな中、「実地棚卸が出来るなら、棚卸資産も算出できる」と考えていらっしゃる方からご質問を受けることがあります。
しかし、それらはイコールではありません。
今回は実地棚卸と棚卸資産の違いについて話をしたいと思います。

棚卸資産とは

棚卸資産とは会計上、会社が保有する在庫を「金額」として扱ったものです。
棚卸資産は、決算のときに一覧で提出する必要があります。
必要な内容は「アイテム」「数」「評価額」です。

評価額の導き方は評価方法により変わります。
詳しい説明は省略しますが、評価方法は大きく6つに分かれます。
・個別法
・先入先出法
・総平均法
・移動平均法
・売価還元法
・最終仕入原価法
これらはすべて仕入れた際に購入した「仕入金額」をもとに計算されます。

企業はあらかじめ所轄の税務署に通知している評価方法で棚卸資産を出し、決算しなければなりません
あなたは、ご自身の会社の評価方法をご存知ですか?
棚卸資産は、決算での利益に直接影響する重要なもの
正しく運用しましょう。

実地棚卸とは

実地棚卸とは、実際に現品を見て在庫を確認することです。
所有している在庫の「アイテム」と「数」を確認します。

会計上での実地棚卸の目的は、決算期末の棚卸資産を正確に出すこと。
実地棚卸は必ず行うことが義務化されています。

決算で必要なのは年度終了時点での棚卸資産ですので、実地棚卸の実施は期末が基本。
3月末決算の企業ならば3月31日に実地棚卸をおこないます。
期末での実施が難しい場合は、部分棚卸等の合理的な手法で期末時点の在庫を算定したものを用いることもあります。

棚卸資産の要素のうち「アイテム」と「数」は実地棚卸で確定します。
実地棚卸が不正確だと棚卸資産が不正確となり、決算上の利益が不正確となります。
実地棚卸の不正確さは、税額修正や追徴課税のリスクを高めることを理解しておきましょう。

在庫スイートクラウドでの実地棚卸

繰り返しますが、棚卸資産を出すには「アイテム」「数」「評価額」が必要です。
そのうち、在庫スイートクラウドの実地棚卸で扱うのは「アイテム」と「数」。
複数のハンディターミナルやスマートフォンで、今ある「アイテム」と「数」を正確かつスピーディに集計します。

在庫スイートクラウドは、入荷の際に仕入金額を扱わないため、評価額は算出しません
評価額や棚卸資産の算出を担うのは、仕入金額を扱う販売システムや会計システムです。
在庫スイートクラウドは、実地棚卸の結果をCSVファイルで出力し「アイテム」と「数」を引き渡し、販売システムや会計システムでの棚卸資産の算出を支援します。

在庫スイートクラウドの在庫高は棚卸資産か?

「在庫スイートクラウドにも在庫高を算出する機能があるけれど、これは棚卸資産じゃないの?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れません。
確かに、在庫スイートクラウドには在庫高を算出する機能はあります。
これはリアルタイムな在庫の「アイテム」と「数」と品目台帳にセットされた「標準原単価」をかけたものです。

在庫高別ABC分析画面

「標準原単価」は、ユーザーの評価方法に沿って自動算出されるものではなく、ユーザー自身がセットする必要があります。
在庫スイートクラウドの「在庫高」は、決算で用いる財務会計上の「棚卸資産」を導くものではなく、管理会計における「今の在庫を簡易的に金額で確認したい時に用いる機能」とお考え下さい。

まとめ

今回は会計寄りの内容となりました。
実地棚卸という実務と、決算や税金という会計処理がどう関係するのか、イメージ頂けたら幸いです。
もし、実地棚卸に
・時間がかかっている
・不正確だ
という課題がございましたら、在庫スイートクラウドをお試しください。

われわれインフュージョンは、在庫スイートクラウド(クラウド型の実在庫管理システム/倉庫管理システム)を提供しています。
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