在庫管理・倉庫管理(WMS)のお役立ちノウハウまとめ
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在庫管理ノウハウ集

ピッキングリストをペーパーレス化する効果とは

システム基礎知識

倉庫から商品を出庫(ピッキング)する際、作業指示書となるのが「ピッキングリスト」です。
スピーディーな出庫には不可欠な帳票ですが、課題もあります。
今回は、ピッキングリストを発行することなく、スピーディーに出庫が進む方法を紹介したいと思います。

ピッキングリストの効能

ピッキングリストとは「どの棚にある」「どの商品を」「いくつ」出庫すべきかを示した帳票です。
取り出したいアイテムの保管位置が明記されているため、保管場所を覚えていない人でも迷うことなくスムーズに出庫作業が行えます。

・ピッキングリストがなく、納品書だけで出庫している
または
・ピッキングリストはあるが、固定ロケーションにしか対応できず実態に合っていない
といった現場では、人の記憶や現場に貼ってあるメモに頼るなど、属人的な出庫作業を強いられます。

そんな現場からは、
「何とか正確なピッキングリストが欲しい!」
と強く要望されるほどの大切な帳票なのです。
我々が提供する「在庫スイートクラウドPro」でも、約7割ものユーザーが、フリーロケーション対応のピッキングリストを利用されています。

ピッキングリストの課題

そんなピッキングリストも、実際発行してみると2つの課題に悩まされることがあります。

1点目の課題は、納品書とピッキングリストとを合わせる作業が必要になること。
これまでには無かった作業で手間が増えますし、合わせ間違えは誤出荷に繋がります。
・納品書の発行順とピッキングリストの発行順を同じにして、合わせやすくする
・ピッキングリストのバーコードと納品書のバーコードとを照合し、合わせ間違えをチェックする
・ピッキングリストだけで作業し、最後にピッキングリストのバーコードを読み、納品書を発行する
といった工夫が必要となります。

2点目の課題は、ピッキングリストを発行するコスト負担です。
ネット通販に代表される少量・多頻度出荷を行う倉庫では、日々大量のピッキングリストを発行し、最後はゴミになります。

例えば、年商10億円、販売平均単価が5,000円のネット通販倉庫では、年間20万枚のピッキングリストが発行されます。
20万枚とはコピー用紙の業務用パック(5,000枚入り)で40箱分、重量にして約800kgです。
これほど多いと、用紙代・印刷代・破棄費用を考えただけでも、100万円単位のコストとなってきます。

我々が提唱する課題解消法

実際にピッキングリストを発行することなく、ピッキングリストの効能を享受することは出来ないのでしょうか?
こうした「ピッキングリストのペーパーレス化」のニーズに、在庫スイートクラウドProは、無線ハンディターミナルを活用し応えます。

現場での流れは以下の通りです。

<ピッキングリストのないピッキング作業の流れ>
(1)納品書の番号
納品書の番号をハンディターミナルに入力します。
(2)ピッキング指示の表示
対応するピッキングリストの情報がハンディターミナルの画面に表示されます。
「どの棚の」「どの商品を」「いくつ」出庫するのかは、画面を見れば分かりますので、作業者は迷うことなくスムーズに出庫作業が行えます。
(3)実績入力
指示に従い、ロケーション(棚番)や商品バーコード、数量を入力します。
指示に沿っていなければエラーが発生します。
指示通りの作業ならば、次の指示を表示し(2)(3)を繰り返します。
全ての作業が終わると、完了が通知されます。

この機能を活用し、年間150箱分以上発行されていたピッキングリストを廃止されたユーザーもあります。

改善に適した現場とは

納品書番号の入力はテンキーでもできますが、やはりバーコード読み取りが最適です。
今回紹介したピッキングリストのペーパーレス化の方法は、
・納品書番号がバーコード化されている
または
・納品書に番号バーコードを追加できる
といった現場に適した方法と言えます。
もちろん、ピッキングリストの発行枚数が多い現場ほど、ペーパーレス化の効果が大きいのは言うまでもありません。
なお、納品書はお客様にお渡しする大切な帳票。
ピッキング作業で汚さないよう、ビニールやクリアファイルに入れるといった工夫は必要です。

この改善はコストダウン効果が分かりやすいという特長があります。
興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。

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