在庫スイート３の導入で在庫精度と作業効率が向上弥生販売の在庫情報が正確になり問合せにもすぐに対応

業種：ネット通販神奈川県相模原市有限会社マキノトレーディング様

発注や仕入、受注や売上といった企業の”商流”を担う販売管理システム。
それらの多くは在庫管理機能を持っています。
しかし仕入や売上処理ですぐに在庫を更新される為、モノと情報にタイムラグが出ます。
また、実際の作業は倉庫側に委ねられます。
取り扱い量が増えると、PC在庫と実在庫を合わせるのが困難になる場合があるのです。

今回は「弥生販売」を利用しながら、倉庫用サブシステムとして「在庫スイート」を導入。
在庫精度を高め、作業効率も向上された事例を取り上げます。

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導入の背景

PC在庫と実在庫のズレを無くしたい

同社はヨーロッパを中心とした生活雑貨の輸入・卸売業様です。
日々、全国の取引先から在庫の問合せがあります。
最近ではしばしばテレビや雑誌に取り上げられ、その直後は1日150件もの問合せが入るそうです。
そうした問合せに的確に対応しなければなりません。

そこで、在庫の精度を高める必要がありました。
販売管理システム「弥生販売」で在庫管理も行われているのですが、PC在庫と倉庫の実在庫に一部ズレが生じていたのです。
パソコン画面では在庫があるはずなのに、倉庫に行くと無いということが発生していました。

そこで、バーコードを使いモノの動きに合わせた管理を検討され、「在庫スイート」の導入に至ったのです。

導入の効果

在庫精度が向上し、問合せにも迅速対応

「在庫スイート」での運用を、ブランド毎に順次展開されました。
正確な在庫が把握できれば、弥生販売へ反映。
その後は、弥生販売と在庫スイート、双方の在庫がきれいに合った状態で運用を続けられています。
取引先からの問合せにも、パソコン画面で確認し、迅速かつ的確に回答できるようになりました。

倉庫業務の効率化で物流人件費がダウン

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倉庫にはパレットを保管できる3段のラックが入っています。
1段目はピック用在庫を固定ロケーションで保管。
2・3段目はフォークリフトが必要なため、補充用在庫をフリーロケーションで保管されています。

入出荷の際はハンディターミナルでロケーション（棚番）も入力されています。
在庫スイートでは、ロケーション別在庫を確認できるため、一部の人しか把握していなかった保管場所が、誰でも分かるようになりました。
補充在庫を探し回ることもなくなり、売上高物流人件費が約1％下がったそうです。
今後もこうした状態が維持できるようしっかりチェックしたいとのことでした。

取引先別やネット用在庫もしっかりと把握

マキノトレーディング様では、取引先やネット販売用など、在庫確保の管理も必要です。
弥生販売では理論上の確保用倉庫を設定し、各倉庫に振り分けて管理されています。
しかし実際の倉庫では、スペース効率を上げる為それらを同じ場所に保管しなければなりません。

そこで、在庫スイートのロット項目を利用。事務所から確保の指示があれば専用バーコードを現物に貼付します。
異なる確保用在庫を同じロケーションに置いても、JANコードと専用バーコードを入力することで、明確に分けて管理されています。

導入システム

在庫スイート３　LH *
インターネット見える化サービス (オプション)

*現ラインナップでは在庫スイートクラウドLiteとなります（2015/06）

導入企業プロフィール

有限会社マキノトレーディング
http://www.makino-tr.com/
http://www.rakuten.ne.jp/gold/mkn-tr/
従業員数：本社社員10名倉庫部門10名　(2009年1月現在)
事業内容：ヨーロッパを中心とした家庭用雑貨の輸入・卸売。キッチン雑貨のトップブランド「Joseph Joseph」、ダストボックスのトップブランド「simple human」の日本総代理店。大手通販会社・インテリアショップへの卸事業を中心に信頼・サービス・保証のできる輸入メーカーとして売上げを伸ばしている。

makino_04 営業　山田　将晴氏
「在庫スイートを導入してから、在庫の精度が全く違います。
倉庫業務の残業も減り、人件費も抑えることができました。
確保の管理については、サポート窓口でアドバイスを貰えた
のが助かりましたね。
先日インターネットオプションも導入しました。事務所から倉庫
在庫が確認でき、更なる効率化が期待できます。」