日本人形のネット通販、スタッフに安心して出荷を任せられる様に

業種：ネット通販茨城県土浦市成島様

雛人形や五月人形など、伝統的な節句人形にもネット通販は広がっています。
お子さん、お孫さんの健やかな成長を願う大切な商品だけに、出荷ミスは許されません。

今回は、Yahooや楽天で数々の表彰を受けている日本人形販売店様が、売上アップの中、従来のやり方では困難になってきた在庫の保管や出荷業務を、在庫スイート３により強化された事例を紹介します。

導入の背景

1925年創業の節句人形専門店でネット通販が拡大、売上の伸びに出荷が追いつかず、限界を感じる

株式会社成島（以後、成島）様は、茨城県土浦市にある1925年創業の節句人形専門販売店です。
伝統的な業界において、約9年前からネット通販に取り組まれて以来、楽天やYahooで数々の賞を受賞されています。

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成島様ではネット通販向けの商品も、店舗に併設された倉庫より出荷されています。
そうした中、ネット通販の伸びと共に、アイテム数や出荷量が増加し、従来の管理手法では、倉庫のどこに何があるのかを把握することが困難になってきました。
「あると思ったけれどない」という事態に陥ることを恐れ、社長自らチェックされていた時期もあったそうです。

しかし、そうしたやり方にも限界を感じられました。お子さん、お孫さんの健やかな成長を祝う大切な商品です。会社として高い出荷品質を維持できるよう、 「今日入ってきた人でも、ミスなく出荷作業ができる」仕組みを目指し、倉庫管理システムの導入を検討されたのです。そこで、弊社にお問い合わせを頂きました。

・受注システムとのデータ連携が可能
・フリーロケーションに対応したピッキングリストが発行できる
・先入先出しが自動指示される
・複数個口商品の荷物合わせの提案があった

といった点をご評価頂き、在庫スイートの導入に至ったのです。

運用

QRコードを活用し、先入れ先出しとフリーロケーション運用を実現
日本人形に多い複数個口合わせもシステム的にチェック

まず商品が入荷した時点で、在庫スイートよりQRコード現品票を発行し、商品の箱に貼付します。
複数個口となる商品には、全ての箱にQRコード現品票を貼ります。

その後は入庫（棚入）。
空いていれば、どの棚に入れても良い「フリーロケーション」で運用されています。
ロケーションを示すQRラベルと、商品のQRコードを両方読み取り、在庫の保管位置を記録。近隣の倉庫も活用されていますが、在庫スイートには、単一倉庫として運用されています。

narushima_syukka 出荷では、受注情報をCSVファイルで取り込み、ピッキングリストを発行。ピッキングリストには、保管位置（ロケーション）も印刷されており、スタッフが商品の保管場所を覚えていなくても、迷わず取りに行けます。
ピッキングリストにはQRコードも印字されており、モノを取り出す際は、ピッキングリストのQRコードを読んでから商品のQRコードを読みます。指示と違う商品であれば、ブザーが鳴動し、作業者にエラーを通知。複数個口となる商品は全個口のQRコードを読み取り、揃っていることもシステム的にチェックすることで、出荷ミスを防いでいます。