在庫管理・倉庫管理(WMS)のお役立ちノウハウまとめ
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在庫管理ノウハウ集

オンサイト修理における保守部品(サービスパーツ)の在庫管理 課題とシステム活用

業種別ノウハウ

保守や修理業務の中には、客先に訪問して行う修理があります。
今回は客先にて修理する保守部品(サービスパーツ)について、管理面での課題や対処法を紹介していきます。

オンサイト保守とは

オンサイト保守とは、技術者や修理担当者が顧客の所在地(工場やオフィス、家庭など)に直接訪れ、製品の修理やメンテナンスを行う保守サービスのことです。
オンサイト保守には、以下のようなメリットがあります。

1.迅速な対応

技術者が直接訪問するため、問題の迅速な診断と修理が可能です。

2.利便性

顧客が製品を持ち運ぶ必要がないため、時間と手間を節約できます。

3.個別対応

技術者が現場で問題を確認できるため、より適切な対応が可能です。

4.ダウンタイムの短縮

特に企業の場合、機器のダウンタイムを最小限に抑えることができます。

オンサイトでの保守サービスは、迅速かつ効率的な対応が求められるビジネスや、持ち運びが困難な大型機器の修理に特に有効です。

・コンピュータやサーバーなどのIT機器の修理
・工業機械や大型設備のメンテナンス
・医療機器の修理や校正
・家電製品の修理
など

オンサイト保守

オンサイト修理とセンドバック修理の違い

オンサイトでの修理に対して、故障した機器を修理センターやメーカーに送って修理してもらう方法が「センドバック修理」です。
センドバック修理は、専用の設備や在庫の揃った場所で修理を行えます。
専門知識を持つ技術者が移動することはなく、効率的に作業できます。

反対にオンサイト修理は、専門知識を持つ技術者の確保や、技術者が現地に赴くためのコストの問題があります。
また、その場で修理するため、必要になりそうな工具や保守部品(在庫)を持って現地訪問する必要があります。

保守部品についてはこちらのページで紹介しています。
保守部品(サービスパーツ)の在庫管理 難しさと対策

修理部品の使用イメージ

オンサイト修理業務における在庫管理の課題

オンサイト修理における保守部品の在庫管理で重要になるのは「持ち出し」「使用(出庫)」「返却」の追跡(トラッキング)です。
自社拠点に在庫がないからといって、発注すると過剰在庫となってしまいます。

自社拠点の在庫と、持出中の在庫。
2つの在庫を管理しなければなりません。

EXCELを活用した管理を実施している現場も多くあります。
しかし、「持ち出し」「使用(出庫)」「返却」の記録を紙に記入し、事務所で誰か1人がEXCELに手入力。
こうした運用となり、手間がかかるうえに運用が徹底できません。

正確かつ効率的な入力に効果的なのがバーコード。
更に「使用(出庫)」の記録をその場=客先で行えるよう、スマートフォンでの入力が望まれます。

オンサイト保守の在庫の流れ

在庫スイートクラウドでの対応

当社が提供する在庫管理システム「在庫スイートクラウド」は、「バーコード」「スマートフォン」「クラウド」の3つが揃ったシステムです。

・バーコードラベルを発行できる
・バーコードをスマホで読み取ることで、自社や客先で入力できる
・自社拠点にある在庫と持出中の在庫が分かる
・誰が何をいくつ持ち出したのかが分かる
・客先で、部品の出荷(使用)登録ができる。
 その際に、顧客番号や案件番号、その他のメモを合わせて登録できる。

といった機能を活用し、各地のリアルタイムな在庫の把握やトラッキングを実現します。

クラウドなので、サーバーやライセンス購入が不要。
ハンディターミナルも不要で、コストを抑えて導入できるため、保守部品の管理でも導入が広がっています。

無料でご確認いただける資料や体験版(30日間)も用意しています。
品目データとPCとスマートフォンがあれば、あなたの環境でバーコード・QRコード在庫管理を体験可能。
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