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在庫管理ノウハウ集

バーコードを使うと棚卸が早く終わるワケと実現システム

倉庫管理の基礎知識

月末や期末が近づくと気が重いが「実地棚卸」。
すべての在庫を人が確認しなければならず、時間がかかる作業です。

特に、確認結果を紙に手書きで記録する運用は、手間がかかり、時間も多く費やされます。
しかし、バーコードを使用することで、時間を1/5に短縮できた事例もあります。

今回は「バーコードによる棚卸」の時短ポイントを紹介。
また、時短を実現した実績のあるリューションも紹介します。

実地棚卸と棚卸資産の関係性については、ノウハウ集「実地棚卸と棚卸資産の違いとは?」でご確認いただけます。
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「手書きによる棚卸」の方法は大きく2つに分かれます。

その1.タグ(棚札)を使った棚卸の方法

各商品の棚にタグや棚札を取り付け、そのタグを確認して手作業で数を数えます。

手順

1. 商品が置かれている棚にタグや棚札を設置
2. 作業者がタグを確認し、手作業で商品数を数えてタグに記入
3. タグを集めて記録を集計し、在庫数を確認

メリット

・モノの前にタグがあるので、確認後すぐに書き込める

デメリット

・事前にタグを貼っておく必要がある
・タグをモレなく集める必要がある
・タグを集めた後、タグを見て入力する必要がある

タグ方式での実地棚卸の様子

その2.リストを使った棚卸の方法

帳簿在庫のリストに基づいて商品数を数え、リストに記録していく方法です。

手順

1. 在庫品目ごとのリストを準備
2. 作業者がリストを持ち、商品数を数えてリストに記入
3. リストを集計して在庫数を確認

メリット

・リストを印刷するだけで準備が完了する

デメリット

・書き込む際、リストから該当アイテムを探す必要がある
・リストから探すため、帳簿在庫にない在庫を見落としがち
・リストを集めた後、リストを見て入力する必要がある

リストを使った実地棚卸の様子

どちらも手作業が多い

記入以外の手作業として、タグ方式だとタグ(棚札)の印刷、貼付け、タグの回収
リスト方式でも、リストの印刷と各グループへの配布、リストの回収があります。
どちらも紙を集めた後、記入された紙を見て入力する必要があります。
こうした棚卸での手作業の多さが、時間がかかり、人的ミスが発生しやすい要因です。

バーコード棚卸は、手作業が少ないから早く正確になる

バーコード棚卸システムを活用した実地棚卸だと、課題だった手作業を減らせます。

その1.紙を集めたり、紙から探す必要がない

タグ方式だと記入した数百枚から数千枚に及ぶ棚札を集める必要があります。
リスト方式だと、記入するために、数百行から数千行に及ぶリストから該当の在庫品目の行を探し出す必要があります。
バーコードを利用した棚卸システム(アプリ)では、紙を集めたり探したりする作業がありません。

その2.紙を集めた後、PC入力や集計がない

紙に記入する方法では、紙を集めた後、人が紙を確認し、コンピュータに入力し集計する必要があります。
バーコードを利用した棚卸システム(アプリ)では、現場入力が終わると、すぐに集計データが生成されます。

その3.帳簿在庫との差異も手作業なく、すぐに確認

棚卸では、存在する在庫を確認した後、帳簿や基幹システム上の理論上の在庫数との差異がないか確認します。
差異の確認はEXCELや基幹システムに取り込むなど別ツールでもできますが、人による操作が必要。
棚卸システム(アプリ)のチェック機能を使えば、現場入力が終わると、すぐに差異が確認できます。

バーコードを活用し実地棚卸をシステム化すれば、手作業が減らせます。
時間短縮だけでなく人的ミスの防止にもつながります。

バーコード棚卸を実現する「在庫スイートクラウド」

当社が提供するクラウド在庫管理システム「在庫スイートクラウド」
クラウド型のバーコード棚卸システムとして利用でき、実地棚卸における「紙集めや紙探し」「PCへの打ち込み」「各報告の集計」「帳簿在庫とのチェック」といった手作業を不要にします。

バーコード棚卸だと時間短縮

入力デバイスは、ハンディターミナル(Android)のほか、スマートフォン(iOS/Android)にも対応し、導入コストを抑えます
バーコードやQRコードラベルも発行でき、JANコードとの混在利用も可能です。

拠点を増やしても課金対象とならず、複数拠点での利用も、コストを抑えて実現できます。

棚卸に特化した「在庫スイートクラウド棚卸」は、月単位で利用せず月額費用も発生しない「休止」が可能です。

2014年のリリースで、導入拠点は1,855(2024年8月時点)
国内のサーバー(Microsoft Azure)で運用し、過去3年間の稼働率は99.99%です。(2020 年 7 月~2023 年 6 月)

「事例紹介」では、実地棚卸が改善したユーザー様の声を紹介しています。
・バーコード棚卸で差異は0、延べ作業時間を73%削減(プロテック株式会社様)
・棚卸時間が1/5に(一般財団法人東京保健会 病体生理研究所様)
・棚卸で差異が0へ(ユージーエム株式会社様)

バーコードを使った実地棚卸の様子

充実の情報提供とサポート体制

「在庫スイートクラウドについて知りたい」。
そんな方に、最初に確認いただきたいのが「提案資料」
豊富な図や写真で分かりやすく、価格表で費用感もつかめます。
3つのエディション(棚卸/Lite/Pro)ごとに用意しています。

オンラインデモも実施。
経験豊富な専用スタッフが、個別相談にも対応します。

30日間無料の体験版もあります。
スムーズな検証に向け、マニュアル、チュートリアル、FAQ、レクチャー動画を用意。
ご質問をいただければ、専門スタッフが対応します。

「今度の棚卸こそ、早く正確に終わらせたい」
そんな課題をお持ちの皆様、まずは「在庫スイートクラウド」の資料をご覧ください。

 編集者情報

角 三十五
(かど みそご)
代表取締役

大学卒業後、ハンディターミナルメーカーでプロジェクトマネージャーとして従事。2001年インフュージョンを設立。2003年よりパッケージ化したバーコード在庫管理システムを提供開始。2014年にクラウド/SaaS化した「在庫スイートクラウド」をリリースし、1,855拠点以上に導入されるサービスに成長。20年以上の経験と専門知識を活かし、コンサルティングを行っている。

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