在庫管理・倉庫管理用語として使用される「ストラクチャー型部品表」について、ご説明します。
<読み>すとらくちゃーがたぶひんひょう
<英語・別名称>bill of materials by structure type
ストラクチャー型部品表とは、製造工程ごとに製品の構成を示した部品表です。
製造工程ごと、親品目・子品目の関係性を保ち、ツリー上の多段階構造で表します。
一般的に生産管理システムで扱う部品表はストラクチャー型です。
ストラクチャー型部品表を用いると、設計変更時の影響範囲や品目別の原価計算、所要量計算がしやすくなります。
部品表の一元管理も行いやすくなります。
ストラクチャー型部品表は工程が変更されるごとに変更する必要があります。
最下層の部品が変更になると、そこから上の階層すべてに変更が発生し、階層が深いほどメンテナンスの負担も増えます。