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用語集

ダブルトランザクション

さ行・た行

在庫管理・倉庫管理用語として使用される「ダブルトランザクション」について、ご説明します。
<読み>だぶるとらんざくしょん
<英語・別名称>double transaction

ダブルトランザクションとは?

ダブルトランザクションは、作業動線(移動距離)を短くするため、少量の在庫を配置した専用エリアを設け、ピッキングはそこから行う運用です。

ピッキング専用のスペースである「ピッキングエリア」に対し、補充用在庫を保管するスペースは「ストックエリア」と呼ばれます。
(ピッキングエリアを「ファイス」、ストックエリアを「リザーブ」と呼ぶこともあります)
ピッキングはピッキングエリアから行い、ピッキングエリアの在庫が一定量を割り込むと、ストックエリアから在庫を補充します。
ピッキングエリアは固定ロケーション、ストックエリアはフリーロケーションで運用されることも多いです。

ダブルトランザクションは、
・出荷の頻度が高い
・アイテムが大きすぎず、移動させやすい
・1オーダーの出荷量が少ない
現場に適した運用方法です。

ダブルトランザクション運用イメージ図

ダブルトランザクションのメリット

作業動線(移動距離)を短くできるため、ピッキング効率をあげられます。
ピッキングエリアには数日分の出荷量程度の少量の在庫のみ保管します。
狭い場所に様々なアイテムを保管しているため、効率的にピッキング作業ができます。

ダブルトランザクションのデメリット

補充作業が必要なことです。
一日の最後に補充すべき数を洗い出し、ストックエリアからピッキングエリアに補充します。

※「ダブルトランザクション」管理の運用ポイントはこちらのノウハウ集をご確認ください。
「組立部品や小物雑貨の迅速なピッキングを可能にするダブルトランザクションとは?」

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