在庫管理・倉庫管理用語として使用される「検品」について、ご説明します。
<読み>けんぴん
<英語・別名称>inspection
検品とは、品物を調べることです。
品質検査における検品は、規格どおりの品質を満たしているか、キズや破損はないかのチェックを指します。
全数検査や抜き取り検査を行います。
入荷した品物に対して、品質検査における検品を行う場合、検査前と検査後の在庫を区別して管理する必要があります。
在庫の入出庫業務での検品は、品番や数量に間違いがないかのチェックを指します。
ロットが指定されている場合は、ロットもチェック対象です。
入出庫における検品を行う場合、予定と入出庫する品物や数を照合します。
目視による照合だけでなく、バーコードを用いることで精度が上がります。
在庫管理・倉庫管理の現場において「検品」は「品質検査」と「入出庫チェック」2通りの意味で用いられます。
明確でない場合は、どちらの意味なのかを確認するようにしましょう。