在庫管理・倉庫管理用語として使用される「先入先出法」について、ご説明します。
<読み>さきいれさきだしほう
<英語・別名称>first in, first out method
先入先出法とは、棚卸資産の評価方法である原価法の一つです。
先に仕入れたモノから先に払い出しされたと仮定して、期末棚卸資産の評価とする方法です。
先入先出法では、期末の在庫分を最も新しく仕入れたモノと見なして価額を算定します。
先入先出法は、卸売店や小売店、特に消費期限や使用期限のあるモノを扱う事業の棚卸資産の評価に適しています。
正確な仮定であることが多く、現場での商品の流れと一致しやすいことも理由の一つです。