在庫管理・倉庫管理用語として使用される「個別法」について、ご説明します。
<読み>こべつほう
<英語・別名称>individual method
個別法とは棚卸資産の評価方法である原価法の一つです。
棚卸資産ごとの購入単価を、そのまま商品の価値とする評価方法です。
購入単価が異なる棚卸資産を区別して記録、個々の購入単価によって期末棚卸資産の価額を算定します。
個別法は実際のモノの動きと会計帳簿が完全に一致することが特徴です。
個別法は、価格帯が高く、個別性が強い棚卸資産の評価に適しています。
宝石や貴金属、不動産などに向いています。