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用語集

最終仕入原価法

さ行・た行

在庫管理・倉庫管理用語として使用される「最終仕入原価法」について、ご説明します。
<読み>さいしゅうしいれげんかほう
<英語・別名称>last purchase cost method

最終仕入原価法とは?

最終仕入原価法とは、棚卸資産の評価方法である原価法の一つです。
最終仕入原価法は、棚卸資産を期末から最も近い時に取得したときの仕入単価を使って、棚卸資産を評価します。
法人税法上、棚卸資産の評価方法の届出を税務署に行わなかった場合は、「最終仕入原価法」を適用することとなっています。
なお、最終仕入原価法は税法上の法定評価方法とされていますが、企業会計基準上は評価方法には含まれていません

最終仕入原価法のメリット

最終仕入原価法は、期末から最も近い仕入単価を把握し、計算を行うため棚卸資産の評価が簡単にできます。
また、実際の取引価格に近い評価が可能です。

最終仕入原価法のデメリット

最終仕入原価法は、期末の最終仕入価格が下がっている場合は、棚卸資産の評価額も下がります。
変動が大きい場合は、評価額が実態と異なります
棚卸資産を会計上適切に評価したい場合や重要性の高い棚卸資産を評価したい場合には向いていません。

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