在庫管理・倉庫管理用語として使用される「移動平均法」について、ご説明します。
<読み>いどうへいきんほう
<英語・別名称>moving average method
移動平均法とは、棚卸資産の評価方法である原価法の一つです。
移動平均法は、棚卸資産となるモノを仕入れる際、都度平均原価を計算し、期末評価額を算定します。
移動平均法は、常に平均原価が分かります。
期末だけでなく、期中も棚卸資産の評価が可能となり、安定して業績を把握できるため、変化があったときに柔軟に対応できます。
デメリットとしては、モノを仕入れる度、随時平均単価を計算する手間がかかります。
取り扱うアイテム数が多くなればなるほど、複雑化するため、担当者の業務負担を考慮する必要があります。