保守部品(サービスパーツ)管理の難しさ
基幹システムでの管理が難しい保守部品
保守部品(サービスパーツ)は上手く在庫管理が出来ていない会社が多い分野です。
企業には、基幹システム(ERP)が導入されており、当然、製品在庫も保守部品も在庫の管理対象となっています。
しかし、基幹システムは会計処理を進める為に在庫を把握しているものであり、日常の業務支援を考慮している訳ではありません。
作業員の方が入力権限を持っていない事もあるでしょうし、バーコードへ対応していない場合もあります。
現場で使えるようにするにはカスタマイズが発生しがちですが、その費用が高いというのもよく聞かれる話です。
このように、保守部品管理の業務支援機能を基幹システムに求めるのは無理があるのです。
そこで、現場では扱いやすい補助ツールを使って管理するのですが、帳票やエクセルで管理していると、入力や更新が追いつかなかったり、ファイルを壊したり何かと上手く行きません。
一方、成功事例では、現場オペレーションを考慮したサブシステムを導入し、効率的に保守部品を管理しています。
ERPや基幹システムには、棚卸など会計処理に必要なタイミングに、サブシステムの在庫データ反映させるのです。
現場オペレーションをシンプルに
こうした保守部品の現場用サブシステムとして、自動車メーカーやプリンタ代理店で、我々が提供する在庫管理システム「在庫スイート」導入頂きました。
そうした経験から感じるのは、製品在庫と違い、保守部品の場合は企業によって扱い方や運用方法が大きく異なるということ。
「誰が保守部品を持ちだすのか?」
「誰がシステムへの入力するのが最適なのか?」
「バーコードは活用できるのか?」
といった事をひとつひとつ確認しながら運用方法を決めていかないと、せっかくシステムを導入しても上手く効果を発揮しません。
バーコードラベルにしても、試行錯誤の結果、キーホルダー型名札に貼って運用することで、一気に効果が出たケースもあります。
保守部品管理に実績のあるシステム
我々が提供する在庫・倉庫管理システム「在庫スイートクラウド」は、その名の通りクラウド型です。
外出先や多拠点運用に強く、iPhoneにも対応。
そうした点でも、保守部品の管理に向いています。
我々はシステムを通じて保守部品管理の経験があります。
課題を感じられている方はぜひご相談下さい。
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